2014年1月7日火曜日

2014年1月6日月曜日

新年あけましておめでとうございます。

本日より,ひかり保育園の新園舎が本格的にオープンし,子どもたちは,無事に登園しております。また,新しい園舎で職員も新鮮な気持ちで保育にあたっています。
ひかり保育園については,4月からいよいよ民営化となり,現在,受託いただく社会福祉法人ゆたか会の職員の皆さんと定期的に保育の引継ぎを行っています。本日も年明けからさっそく,ゆたか会の職員の方が新園舎に来ていただいており,今後も,ゆたか会の職員の皆さんと協力しながら,ひかり保育園の保育の引継ぎを丁寧に地道に進めていきたいと考えています。

本年は,ひかり保育園の民営化による定員増のほか,西恋ヶ窪に「私立えがおの森保育園」の開園を予定しています。子ども・子育て支援法にもとづき平成27年度から始まる「子ども・子育て支援新制度」では,平成29年度に向けて,待機児童を解消する具体的な計画の策定を全国すべての市区町村に義務付けており,国分寺市でも本年中にはおおよその計画策定が終了する予定です。安心して子育て・子育ちができる環境を構築するためにも,何より保育の量的な整備を行う必要があり,今後も引き続き待機児童の解消に努めてまいります。

また,保育の量的な整備と平行して,保育の質についても,行政は決して無関心であってはならないと考えています。もちろん,保育園として認可・認証されていれば,理論上,保育の質は確保されているのですが,それでも,保育には目に見えない日々のたゆまぬ努力が必要です。この目に見えない質の維持向上は,園長をはじめとした現場の保育士さんなどの職員の情熱と使命感が一番の基礎となっていますが,その質の維持向上を保育園現場だけにまかせ達成する考えは素朴すぎると感じています。決して絶対の正解はないかもしれませんが,保育課自らが保育の質について志向性をもって,その維持向上を図る取組みを行う必要があると考えています。
昨年の12月に,保育課で組織したワーキングチームが,保育の質の維持向上を図るための仕組みである「基幹型保育所システム」に関する報告書を作成しました。ホームページに掲載していますので,ご覧になっていただければ幸いです。

 今後も,将来の日本を担う子どもたちの,それも一番のスタート地点である乳幼児期の保育環境の向上に向け,その質と量の両輪がしっかりと回転するよう保育行政の充実に取り組んでまいります。