これは,1年に1回,市内すべての保育園に勤める職員の方向けに,①コミュニケーションの場の提供 ②保育園職員としての自己研さんの機会の提供 を目的に開催するものです。
内容は,基幹型保育所システムワーキングチームが1年かけてじっくり考え,準備から当日の運営をすべて行いました。
主な内容は,
大妻女子大学 柴崎正行先生による基調講演です。
柴崎先生は,保育所保育指針改定検討会のメンバーで,多くの保育書籍等をお書きになられるなど,大変著名な先生です。
また,各保育園の様子を写真におさめ,スライドショーにして上映しました。会場からは,「うちの園だ!」など盛り上がっていました。
また,会の大きなテーマでもある「子どもの健やかなこころとからだを育む」ことについて,保育園から代表の先生にステージにお上がりいただき,パネルディスカッションを行いました。みなさん緊張されていましたが,日々の体験をもとにした様々なお話をしてくださり,会場の参加者も聞き入っていました。
こうして,会は盛況のうちに幕を下ろしました。
保育は,こうした先生方の日々のたゆまぬ努力で成り立っていることを改めて実感いたしました。
当日,会場には100名以上の先生方に集まっていただきました。もちろん,市から出席を強制したり義務付けたりはしていません。それでも先生たちは,何かを求めて,会場に足を運ばれたのだと思います。そして,明るい表情で会場を後にされていました。こうした事業に,「先生方に強制して出席させる」ことが,果たして先生方の成長,ひいては市の保育の質の維持向上にどれほど意味があるのか,様々な思いがめぐりました。